2010年09月23日

フェニックス新体制発表

みかわスポーツワールド


男子プロバスケットボールbjリーグの浜松・東三河フェニックスは9月22日、チームのメインスポンサー、スクロール本社(浜松市)で今季(2010−11シーズン)の体制発表を行った。


新体制発表に参加したフェニックスの選手と中村ヘッドコーチ
フェニックス新体制発表



報道陣の質問に答える中村ヘッドコーチ
フェニックス新体制発表


チーム状態について話す岡田新主将
フェニックス新体制発表



今シーズン、この日までに契約した選手(10人)、スタッフは次のとおり。
選手紹介の後に中村ヘッドコーチ、岡田新主将などのコメントを掲載しています。



【ヘッドコーチ】
中村和雄(なかむら・かずお)
生年月日:1940年12月4日
出身地:秋田県

1966−1973
長崎県鶴鳴女子高校監督※全国優勝3回

1974−1992
共同石油バスケットボール部監督
※全日本総合選手権(ALL JAPAN)優勝5回(78〜79連覇)日本リーグ優勝6回

1995−1997
秋田経法大学バスケットボール部監督
1998−2007 JBL OSG PHOENIX 監督
※全日本実業団優勝、日本リーグ優勝
2008− 浜松・東三河フェニックス ヘッドコーチ
※2009−2010シーズン優勝、最優秀コーチ受賞


【選手】
ポジション略称
G:ガード
PG:ポイントガード
SF:スモールフォワード
F:フォワード
C:センター


#3 大口真洋(おおぐち・まさひろ)
ポジション:G
出身校:天理大学
経歴:オーエスジーフェニックス東三河
出身地:大阪府
生年月日:1976年1月6日
身長/体重:172cm/72kg


#4 レイ・ニクソン(Ray Nixon)※新加入
ポジション:F
出身校:ウィスコンシン大学
経歴:ワルター タイガース(ドイツ)→ナーニカ ラーティ(フィンランド)→SPO ローエン バスケット(フランス)→ナーニカ ラーティ(フィンランド)
出身地:ウィスコンシン州/アメリカ
生年月日:1984年9月10日
身長/体重:203cm/100kg


#5 友利健哉(ともり・けんや)※新加入
ポジション:PG
出身校:専修大学
経歴:琉球ゴールデンキングス→富山グラウジーズ
出身地:沖縄県
生年月日:1984年8月12日
身長/体重:177cm/75kg


#7 太田和利(おおた・かずとし)
ポジション:SF
出身校:近畿大学
経歴:大阪ディノニクス→大阪エヴェッサ→富山グラウジーズ
出身地:大阪府
生年月日:1982年1月30日
身長/体重:192cm/85kg


#8 太田敦也(おおた・あつや)
ポジション:C
出身校:日本大学
経歴:オーエスジーフェニックス東三河
出身地:愛知県豊川市
生年月日:1984年6月4日
身長/体重:206cm/102kg


#11 岡田慎吾(おかだ・しんご)
ポジション:G/F
出身校:國學院大學
経歴:オーエスジーフェニックス東三河
出身地:群馬県
生年月日:1983年9月12日
身長/体重:188cm/80kg


#12 ジャーフロー・ラーカイ(Dzaflo Larkai)
ポジション:C/F
出身校:べラマイン大学
経歴:C.B.ホスピタレット(スペイン)→エバートン タイガース(イングランド)
出身地:イギリス
生年月日:1981年12月12日
身長/体重:203cm/110kg


#18 ジャスティン・ボーウェン(Justin Bowen)※新加入
ポジション:F
出身校:イリノイ大学シカゴ校
経歴:オースティン・トロス(NBADL)→ゴールドコースト ブレイズ(オーストラリア)→ウルサン モービス フィバス(韓国)→ソウルSKナイツ(韓国)→オースティン・トロス(NBADL)→スーフォールズ・スカイフォース(NBADL)
出身地:イリノイ州/アメリカ
生年月日:1983年5月26日 
身長/体重:200cm/100kg


#31 鹿毛誠一郎(かげ・せいいちろう)
ポジション:C/F
出身校:九州東海大学
経歴:オーエスジーフェニックス東三河
出身地:福岡県
生年月日:1975年3月5日
身長/体重:200cm/85kg


#34 ウェイン・アーノルド(Wayne Arnold)
ポジション:G
出身校:テネシー州立大学
経歴:ハウカー(アイスランド)→アトランタ ビジョン(ABA)→カフェンバーグ ブルズ(オーストリア)→ビュフォート マジック (WBA)
出身地:ジョージア州/アメリカ
生年月日:1984年5月16日
身長/体重:193cm/86kg


【スタッフ】
チーム統括
河合竜児(かわい・りゅうじ)

アシスタントコーチ
河内修斗(かわち・しゅうと)

アスレチックトレーナー
菊元孝則(きくもと・たかのり)




中村和雄ヘッドコーチは、今シーズンの戦い方として「昨年までと違う、今までにないバスケットをしたい」と表明。
プレースタイルとして、献身的、自己犠牲精神を強調し、センターのポジションの選手がゴール付近にとどまるのではなく、コート内で動きまわるようなイメージを示した。「自己犠牲のプレーは日本人に向いている。それを最大限に生かしていきたい」日本人選手が活躍し、外国人選手がそれに加わる形になるという。
※センターの選手は、通常は背の高さを生かすため、ゴール近くでプレーして、得点することが求められる。

選手の仕上がり具合については「日本人選手がよくなってきた」と好感触を示した。外国人選手も徐々にチームになじんできている状況だとした。

中村ヘッドコーチがめざすバスケットについて「言葉で表現するのは難しい。試合を見てほしい。新しいスタイルを見せ、会場に足を運んでくれるブースター(ファン)が楽しかったと思えるバスケットにしたい」と抱負を述べた。


また、今シーズンから導入される新ルール、第2クオーターの外国人選手の出場制限(※)に対し「スパイラル・オフェンス」と名づけたプレーで対応する姿勢を見せた。中村ヘッドコーチによると、日本人の特性を生かすプレーになり、ドリブルよりもパスを重視するスタイル。「いい形でパスを受けるために人も動く」プレーになるようだ。「日本人選手が3人プレーするときに相当威力を発揮する」と力強く語った。

新主将が大口真洋選手から岡田慎吾選手に代わったことについては「これを機に岡田選手が一本立ちしてくれれば」と大きな期待を込めた。



岡田主将はプレシーズンマッチ、アジア各国のチームと対戦したABAチャンピオンシップを戦い「いい面、悪い面ともに出てきて開幕に向けて順調にきている」と手ごたえを語り、ファンには「選手・スタッフ一同で昨シーズン以上のパフォーマンスを発揮したい。声援をよろしくお願いします」と呼びかけた。

大口真洋選手の後継者として期待の大きい新加入の友利健哉選手は「すばらしいチームに呼んでもらえたことを光栄に思っている。相手のポイントガードを苦しめられるようなプレーをしたい。攻撃面では、チームが気持ちよくバスケットができるようにコントロールしたいと思う」と抱負を述べた。


※注
【外国人選手の出場制限】
bjリーグで2010−11シーズンから導入されるルール。
1. アジア地域を除く、外国籍選手はコート上で同時に2人までプレイできることとする
2. アジア地域を含めた外国籍選手は、コート上で同時に3人までプレイできることとする
→日本国籍選手が必ず2名はコート上にいることとする

第1、3、4クオーターはこれまでのシーズンと同じ。
1.アジア地域を除く、外国籍選手はコート上で同時に3人までプレイできることとする
2.アジア地域を含めた外国籍選手は、コート上で同時に4人までプレイできることとする
→日本国籍選手が必ず1名はコート上にいることとする


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Posted by おのま at 00:00│Comments(0)フェニックス
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